広げよう里親の輪

こども当事者や里親さんなど様々な方の
メッセージをお届けします

全国の里親さんが語る
「それぞれの一歩踏み出したストーリー」

愛知県

STORY 01
里親の種類
養育里親、季節・週末里親等の短期的な里親
里親をはじめた年齢
40歳
現在の年齢
44歳
里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
不妊治療をしていた産婦人科に置いてあった地元の公報誌に、通っていた産婦人科の医院長のインタビュー記事が掲載されていました。 不妊治療で悩んでいる方に、里親も視野に入れて見てはどうかみたいなことが書いてありました。 夫婦で話し合いの結果、里親をはじめました。
里親のやりがい
一時保護の子が、大きくなったらまた遊びに来ると言ってくれた時。
一時保護の子が、ご飯が美味しいと言ってたくさん食べてくれた時。
週末里親で施設の子が、旬の果物や野菜を食べたり、ごく普通の家庭体験を満喫している時。
週末里親と一時保護で活動しているので、いろんなお子さんのお世話をさせていただけること。
週末里親で施設へお迎えの時、自分の作ったキャベツやブロッコリーを持って行くのですが、お子さん達が喜んで食べてくれた時。
どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
週末里親は、お別れが突然やって来ます。
お別れをしてしまうと、次の措置があるまでかなり待ちます。 活動できるパワーが溢れているのに、何も活動できないのは、結構辛いです。
妻と話して、里親サロンに通い、里親支援専門相談員の方にご相談したりして乗り越えてます。 住んでいる県では週末里親をやっている施設が2施設しかなくて、僕の所属する地域では、週末里親はやってないので、活動したくてもなかなか思うように活動ができません。
週末里親をされている方は少しはいると思うのですが、ほとんどお会いしたことがありません。
里親に関心のある方へ
エール
里親に関心のある方は、優しさと愛情を大勢の大人からたくさんもらって大きくなったと思います。
あなたの持った優しさと愛情は、こども達には伝わると思います。
STORY 02
里親の種類
養子縁組里親
里親をはじめた年齢
46歳
現在の年齢
50歳
里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
親からの薦めで、登録してみようと考えるようになりました。
里親のやりがい
こどもの日々の成長が、良くも悪くも見届けることができて楽しいです。
どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
注意しても同じことを言われた先からする時があり、事故やケガから守る様に行動させないといけません。そのため根気よく話をして理解してもらうように努力してます。
里親に関心のある方へ
エール
STORY 03
里親の種類
里親をはじめた年齢
里親ではありません、養親です。
現在の年齢
50歳代
里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
「里親」になろうと思った訳ではありません。特別養子縁組で子どもの「養親」になりたいと思ったきっかけを、書きます。
不妊治療がうまくいかず、二人の人生を歩むか、こどもを迎える道を選ぶか、迷っていました。しかし年齢的に後がなかったので、まずは、児童相談所と、民間の養子あっせん団体に話を聞いてみよう、と思い、不妊治療を諦めてすぐに行動を起こしました(夫婦間では、それまでに何度も話し合いを重ねていました)。話を聞くだけならそこまでの勇気は必要ないし、聞いてから考えれば良い、と思ったからです。
里親のやりがい
「里親」ではないので、「里親のやりがい」は回答いたしかねます。
どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
大変だと思うことは特にありません。あるとしても、一般的な親が「大変だ」と思うことと同じです。また、乗り越え方も一般的な親と同じだと思います。
里親に関心のある方へ
エール
里親と養親の違いを理解してほしいです。
里親または養親の道を選ぶことは、人生に新しい発見と彩りが待っていると思います。
夫婦ともに同じ考えであることがとても重要だと思います。
ただ、「エールを」なんて軽々しいことは言えません。その方達の人生に責任を持てる訳ではないから。
STORY 04
里親の種類
養育里親
里親をはじめた年齢
44歳
現在の年齢
64歳
里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
実子が一人だけで、もう一人育てたいと思っていました。特別養子縁組は知っていましたが、夫の定年のことを考えると、こどもの望む進路をさせてあげれないなと、あきらめていました。
実子が高2の時、愛知県の里親啓発イベントで、
・社会的養護のこどもや里親制度の話
・里親体験発表
・パネルディスカッション
がありました。そこで、施設と家庭での養育の違いや、里親にはこどもの生活費などが支払われることを知り、お金の心配が解消されることもあり、里親にならなくては、と思いました。
里親のやりがい
一時保護で、緊急で行き場を探しているお子さんを受け入れることができる時。
社会的養護のこどもたちことや、「子育て」についていろいろ学べる事。
現在、乳児の頃より長期養育しています。日々の生活が、にぎやかで楽しいです。
どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
子育てが楽な子と、家族とも相性が悪い(好かれない)子もいます。短期養育が多いので、その期間頑張ろうと思うことができます。
現在の長期養育の子は大きな問題はありませんが、児童相談所の支援研修や福祉司さんに話して助けられています。
里親に関心のある方へ
エール
年齢が60歳代のかたは、仕事と里親業との折り合いがしやすくなるころだと思います。一時保護など短期の養育なら、旅行や趣味なども継続できます。
緊急の対応ができる方々も必要とされてますので、是非里親になっていただけると嬉しいです。
STORY 05
里親の種類
養育里親、専門里親、養子縁組里親
里親をはじめた年齢
36歳
現在の年齢
58歳
里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
実子に恵まれなかったことに加え、実際に里親をしている人との偶然の出会いです。
里親のやりがい
今の私があるのは全て、出会ったこども達のお陰と思います。深くは考えず必然的にこの道をきました。やりがい、というほどの信念みたいなのはなく、常にこどもに支えられ、こどもってすごいなぁという気持ちが強いです。いっぱいもらう、だから愛してあげたいなと思います。
どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
自分の身体が一つしかないのに、複数の事や人に(こどもや様々な事柄)に対処しないといけない時が大変です。
日頃から、里親、里子という立場を理解してもらった上での応援してくれそうな人を増やそうと心がけています。ひとりで抱えず、困った時苦しくなる前にあちこちに小出しにしたり、児相含め里親会の先輩や学校の先生等色々な人をまきこんで、自分もこどもも見守ってもらいます。自分を追い込まないことです。
里親に関心のある方へ
エール
一生懸命は大切だけど頑張りすぎないことです。
時々自分もこどもだった事を思い出したりして、一歩下がって自分が楽しむ余裕をもってください。
ひとりで頑張らないで大丈夫です!!
STORY 06
里親の種類
養育里親、ファミリーホーム
里親をはじめた年齢
46歳
現在の年齢
58歳
里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
職業上、人権問題に敏感になる必要があり、児童虐待問題に関心を持ったことです。
里親のやりがい
年齢が大きくなってから委託された被虐待児が心を開いてくれた際にやりがいを感じます。
幼児の被虐待児の場合も、日にちはかかりますが、顔つきや行動言動に変化が現れると、同じくやりがいを感じます。
どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
「どんな時」は、何万場面もありますので一言では言えませんが、その度にいろんなことを試してみて、必ず乗り越えられる方法が見つかるので、工夫を重ねるようにしています。
里親に関心のある方へ
エール
どんなに頑張っても、生物学上の親には勝てないということを肝に銘じて、「こどもが主役」ということを常に念頭に置きながらこども達と一緒に生きて行って差し上げてください。
STORY 07
里親の種類
ファミリーホーム
里親をはじめた年齢
36歳
現在の年齢
47歳
里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
施設職員をしていて、家庭養護の必要性を感じ取ったからです。
里親のやりがい
愛着の絆の対象が絞られる。
ライフワークの中で育てられる。
家庭モデルの体得を期待できる。
私も含めお互いの成長を感じられる。
どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
思春期に突入する小学高学年から、中学生、高校生の時期。自分の生い立ちの整理に対して、感情が追いつかず、養育者にその苦しさを態度でぶつけるところが大変かなぁと感じます。対処方法としてはなるべく言語化させるところ。そのためにどんな態度を示しても団欒を大切にしています。
里親に関心のある方へ
エール
こどもの育ちは私たちの育ち。新たな人生の価値観に気づけます。共に育ち合いがまさにぴったりの施策。
どの子にも家庭を提供することが今後の日本の将来を明るいものにするものと思います。
私たちにできることは、起居を共にするだけ。こどもは特別なことをしなくても、育ちます。